東池袋1丁目 新シネマコンプレックス プロジェクト記者発表会(2014.12.20)
佐々木興業株式会社は、2017年に最新鋭の設備を備えた国内最高峰・首都圏最大級となるシネマコンプレックスを池袋に開業することを決定し、「東池袋1丁目 新シネマコンプレックス プロジェクト(仮称)」の記者発表会を12月17日、ニコニコ本社で開催した。
新たに誕生するシネマコンプレックスは、サンシャイン通り沿いにて、敷地面積約1837平方メートル、地上15階建て、B1〜3階は商業施設、4〜15階部分を12スクリーン・約2,600席の首都圏最大級のシネマコンプレックスとして建設を予定。既存施設「シネマサンシャイン池袋」の6スクリーン1,357席と合わせ、18スクリーン・約4,000席となり、上映コンテンツの幅を拡げる。また、体感型プレミアムシアター「4DX」、映画の新たなリスニング体験をもたらすシネマ音響システム「Dolby Atmos」、最新鋭のスピーカーシステム「ヴィヴ・オーディオ」などの映像・音響システムを導入する他、高さ18m、幅26m(ビル5階相当)の超大型スクリーン用に開発された「次世代IMAX」も導入する。
佐々木興業は昭和25年に「池袋東映」を開業、以来豊島区池袋と共に歩み続け、創業から65年の時を経て都内最大級のシネマコンプレックスの開業発表に、佐々木伸一社長は「戦後間もない昭和25年に祖父・佐々木進が池袋東映を開業致しました。昭和60年には父である佐々木良一が当時としては画期的なシネマコンプレックスとして、現在の池袋シネマサンシャインを開業致しました。豊島区池袋で60年以上、当社を育てていただき、地元の皆様のご愛好に深く感謝しております。創業地近くに12スクリーンのシネマコンプレックスの開業を発表させていただくことは、当社にとって非常に大きな喜びであると共に池袋の映像文化を担う責任を強く感じざるを得ません。次世代IMAXの他、4DXをはじめ最新の映像インフラ全てを感じていただけることを宣言します。インフラに相応しいサービスとバラエティに富む映像を提供することにより、日本一の映画館を目指し、最大限の努力をして参る所存です。」と、地元への厚い感謝、そして池袋の映画文化を担う責任と覚悟をもってこのプロジェクトを遂行していく決心を語った。
当日は高野之夫豊島区長も発表会に来場し、池袋で映画を楽しみたい皆様の大きな期待に応える充分なスクリーン数を持つ街に生まれ変わること、そして豊島区が推進する「豊島区国際アート・カルチャー都市」の実現に向けて、池袋の街の名を全世界に発信するための大きな役割を担う新シネマコンプレックスの誕生に大きな期待を寄せた。
池袋を映画を通じて盛り上げていくイベントとして、「次世代IMAX」によるプレミア上映の開催、サンシャイン通りでの「レッドカーペットイベント」も豊島区と地元商店街の協力のもと計画している。また、近年「アニメファンの街」として存在感が高まりつつある池袋を不動のものとするべく、池袋のアニメ文化をリードするアニメイト、2014年10月に原宿から池袋に移転しリニューアルオープンされたニコニコ本社の協力のもと池袋全体を巻き込むアニメイベントを新シネマコンプレックス主導で実施する予定。