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フェスティバル・ナビゲーターの菊地凛子も登壇!「第37回東京国際映画祭」ラインナップ発表会見(2024.09.26)

10月28日(月)から11月6日(水)まで開催される「第37回東京国際映画祭」のラインナップ発表記者会見が9月25日(水)に行われた。昨年掲げた「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する」というミッション(理念)に則り、今年は(1)国際交流、(2)未来の人材育成、(3)女性の活躍支援の3点で映画祭を盛り上げていく。会見にはフェスティバル・ナビゲーターに就任した菊地凛子をはじめ、コンペティション部門から大九明子監督、吉田大八監督、片山慎三監督、Nippon Cinema Now部門で特集が組まれる入江悠監督が登壇した。

既に発表されているとおり、今年のオープニング作品は白石和彌監督、山田孝之、仲野太賀W主演作「十一人の賊軍」、クロージング作品はクリストフ・オノレ監督が生誕100年を迎えるマルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げた「マルチェロ・ミオ」に決定。注目のコンペティション部門には110の国と地域から2023本の応募があり、その中から15本が選出された。なかでも日本映画は3本となり、登壇した「雨の中の慾情」の片山慎三監督、「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」の大九明子監督、「敵」の吉田大八監督は、それぞれ映画祭出品への抱負などを明かした。

また、フェスティバル・ナビゲーターを務める菊地凛子は「映画と共に育ってきましたが、このような大役が私に務まるのかなと思いました。日本を代表する映画祭に携われて光栄です」と挨拶。さらに、Nippon Cinema Now部門で「SR サイタマノラッパー」「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」「SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」「太陽」「あんのこと」が上映される入江悠監督は「初めて東京国際映画祭に参加した時は、尖っていたのでジャージで登壇してしまいましたが、遂にスーツを着て、また帰ってこられて嬉しいです」と笑顔を見せた。

また、ワールド・フォーカス部門では「日伊映画共同製作協定」発効記念上映が行われ、「ナンニ・モレッティ監督特集」と「生誕100周年 マルチェロ・マストロヤンニ特集」が組まれており、モレッティ監督の初期作品「赤いシュート」など貴重な上映も行われる。さらに、今年からウィメンズ・エンパワーメント部門が新設され、女性監督の作品、女性の活躍をテーマとする作品を取り上げ、特別上映として「劇場版ドクターX」のワールド・プレミアも行われる。

開催情報 2024年10月28日(月)〜11月6日(水)、日比谷、有楽町、丸の内、銀座地区で開催
公式サイト:https://2024.tiff-jp.net/ja/

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