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「シュガー・ラッシュ」来日記者会見によしもと女芸人ユニット“シュガーズ”が乱入!(2013.02.14)

ディズニーアニメ最新作「シュガー・ラッシュ」のリッチ・ムーア監督とクラーク・スペンサープロデューサーによる来日記者会見が2月14日(木)に行われた。本作はゲームの裏側の世界を舞台に、「ヒーローになりたい」悪役キャラクターが大冒険を繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。この日はバレンタインデーということもあり、レーシングゲームのキュートなレーサーたちの声を担当したよしもと女芸人ユニット“シュガーズ”が駆けつけ、ゲストの2人にお菓子で出来たオリジナルレーシングカートをプレゼントした。

ムーア監督は「昨年11月の全米公開から、世界中でこの映画を紹介してきましたが、東京がその最終地点。日本のフレーバーが沢山詰まった作品なので、日本の皆さんには特に楽しんでもらえると思う」と挨拶し、スペンサープロデューサーも「ビデオゲームの発祥の地である日本にやっとお礼に来られた気持ちで、本当に嬉しい」と笑顔で語った。

ゲームの裏側の世界を描くという発想はどこから生まれたのか尋ねられた監督は「ちょうど僕が子供の頃にビデオゲームが出始めて、パックマンやドンキーコング、ディグダグなどでよく遊んだし、大好きなゲームだった。でも子供心に『パックマンとは一体何なんだ?』『どうしてモンスターに追いかけられているんだろう?』など考えていたんだ。2008年からディズニーで働き始めて、ジョン・ラセターを筆頭とした製作陣からビデオゲームを題材にした長編アニメを作ろうと考えていると聞き、僕が考えていた世界と合致して、映画が実現することになった」と明かした。

また、実在のゲームの人気キャラクターたちが共演していることについてプロデューサーは「この映画に説得力を持たせ、観客に『シュガー・ラッシュ』が本当にあるゲームだと思ってもらうようにするには、実在のキャラクターが必要だね!と製作当初から監督と話し合っていたんだ」とコメント。

本作は先日発表された優れたアニメーションに贈られるアニー賞で作品賞ほか最多5部門を受賞しており、2月24日(現地時間)に発表になるアカデミー賞でも長編アニメーション部門にノミネートされている。監督は「オスカーへのノミネーションは身にあまる光栄で、とても興奮しているよ。完成までに4年かかり、自分の思い描いたとおりに作れるかを考えると、挫折しそうになったこともあるけど、観客や批評家たちからも良い評価をもらえて、その上、アカデミー賞にもノミネートされたというのは本当に嬉しい!」と喜びを語った。

また、AKB48が全世界挿入歌「Sugar Rush」を担当していることにも触れ、「音楽スーパーバイザーがJ-POPに詳しくて、AKB48を紹介してくれたんだ。彼女たちの見た目もサウンドも、映画の世界観にピッタリだった」と語るも、「何でそんなグループ名なの?と思ったんだけど、48人の女の子たちが歌っているからだと聞いてビックリしたよ!」と本音も明かした。

そして、昨日は原宿を散策したということで、「『シュガー・ラッシュ』の中のような原宿ガールたちがいっぱいいて、とてもキュートだった。実際、原宿の子たちの映像や写真を見ながら、キャラクターのお手本にしていたんだ。だから行ったこともない場所なのに、懐かしい感じがしたよ。万が一、続編ができたら、レースコースの間に原宿の通りを入れたいくらいだ」と監督は原宿が気に入った様子。

ここで、よしもと女芸人ユニット“シュガーズ”のメンバーである森三中とアジアンが登場!「映像がかわいくて、匂いまで飛び出してきそう!」(馬場園)、「とにかくカラフル!レーサーの女の子たちが私たちをモデルにしたんじゃないかな?と思うくらいカワイイ」(隅田)と興奮気味に語り、監督も「おっしゃるとおり!(キャラクターの)使用料を払わなくちゃいけないかな?」と応じ、楽しい掛け合いを見せた。また、バレンタインデーの予定を聞かれると、夫や彼がいる女芸人たちは余裕の表情を見せ、隅田は「私は好きな人がいるので!その人にチョコを渡します!」と宣言。また、黒沢が「(ハリセンボンの)はるかちゃんに持っていきます」と彼氏との破局で傷心の箕輪のところへ行くとコメント。すると監督が「良い人を紹介するよ」と映画の主人公ラルフを紹介。ラルフのスタンディに抱きついた黒沢は、監督へ感謝の気持ちを込め、熱い歌とダンスを披露した。

公開情報 ディズニー配給「シュガー・ラッシュ」は2013年3月23日(土)全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/sugar-rush/home.html

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