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「ローン・レンジャー」でジョニー・デップの相棒!アーミー・ハマーが初来日記者会見!(2013.05.13)

「パイレーツ・オブ・カリビアン」3部作で製作を務めたジェリー・ブラッカイマーとゴア・ヴァービンスキー監督がジョニー・デップと再タッグを組むアクション・アドベンチャー「ローン・レンジャー」で正義に燃えるヒーロー“ローン・レンジャー”を演じるアーミー・ハマーが初来日し、5月13日(月)記者会見を行った。本作の公開を記念して行われる「写真投稿コンテスト」で審査員を務めるキャイ~ンの天野ひろゆきと平愛梨も駆けつけ、身長196cmのアーミーとのデコボコぶりを補うため、台に乗っての写真撮影となった。

西部開拓時代のアメリカを舞台に黒マスクに素顔を隠した正義のヒーロー“ローン・レンジャー”が、相棒の先住民“トント”と愛馬“シルバー”と共に悪と戦う「ローン・レンジャー」は、アメリカで1933年に連続ラジオドラマとして放送され大人気を博し、その後、コミック化やテレビシリーズへと発展し、日本でも1950年代にテレビ放送で大流行した作品。会見前には、復讐に燃える戦士トントとローン・レンジャーの出会いのシーンや、トントにより死の淵から甦らされたローン・レンジャーが、初めてトントと心を通わすシーンなど約20分にわたるフッテージが上映された。

アーミーは「今、ご覧いただいたのはほんの一部のシーン。この他にもハイライトとなる素晴らしいシーンが目白押しで、アクションやコメディの部分など楽しいシーンばかり。10ヶ月かけて約300万フィート分のフィルムを使って撮影したからね」と見所を一つには絞れないと語り、「演じたジョン・リードは正義と法を守る検事で、故郷のテキサスに戻って開拓時代という新しい時代に立ち向かおうとするんだけど、自分の価値観が通用しないこと、自分が変わらなければいけないことに気付くんだ。そして、ジョニー演じるトントと出会い、何もかもが正反対で意見の合わない2人なんだけど、冒険を続けるうちに素晴らしい相棒になっていくんだ」と自身の役柄を分析。

主演に決まった時についても「とても興奮したよ。だってあのジェリー・ブラッカイマー製作で、ゴア・ヴァービンスキーが監督して、ジョニー・デップがトントを演じるなんて!『パイレーツ』シリーズを手掛けてきた夢のチームと仕事が出来るのはまたと無いことだし、多くのことが学べると思ったよ。でも同時に不安も大きかった。期待に応えられなかったら、僕のダメな部分ばかり目立ってしまうからね」とプレッシャーも感じていた様子。

撮影地での楽しかったエピソードも披露し、「インディアンの保留地で撮影したんだけど、白人を見たことがない子供たちもいて、もの珍しそうに寄ってきて、『何だ!この白い手は!?』って感じで僕の手を見ていたよ。ホテルからも5時間くらいかかるような何にも無い所だったので、撮影が終わったらそこでキャンプをしたり、岩山にプロジェクターを投影してカラオケ大会をしたりしたんだ。でも一人で焚き火を作って、星空を眺めたりすることもあって、そんな時、真っ暗闇から一人の女性が現れたんだ!身振り手振りで僕が食べていた物をあげたんだけど、首を振られて、また暗闇に消えてしまったんだ。でもまた20分後ぐらいに戻ってきて、揚げパンをご馳走してくれたよ。未だに彼女の名前もどこから来たのかもわからないけどね」と神秘的な体験をしたことを明かした。

ここでゲストの2人がウェスタンな装いで登場し、平愛梨は「こんなに長身の方と会うことが滅多に無いのでビックリ。映画の中の表情とも全然違いますね」と語りかけ、アーミーも「伝統的な日本の衣装かと思うくらい、とっても似合っているね!」と返し、ローン・レンジャーの衣装を真似たキャイ~ンの天野にも「まるで鏡を見ているようだよ!次回作では僕のスタントをやって欲しいな」と笑顔で語ると、天野も「普段着とけっこう似てるんですよ。ジャストサイズすぎますけど・・・」とお腹の辺りがややきつそうな様子。

最後にアーミーは、「ジョニーからも『日本はとにかく最高の国だから!』って言われていたんだけど、本当に皆さん礼儀正しくて素晴らしい。明日には妻も来るので、一緒に観光しようと思ってるんだ。日本の観客の皆さんの反応をとても楽しみにしています」と締めくくった。

公開情報 ウォルト・ディズニー配給「ローン・レンジャー」は2013年8月2日(金)から丸の内ピカデリー1他全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/loneranger/

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