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もしかしたらマイクとサリーが内山君と岡村隆史に?「モンスターズ・ユニバーシティ」会見(2013.06.26)

モンスターたちの夢と友情と心踊る冒険を描いたディズニー/ピクサー最新作「モンスターズ・ユニバーシティ」のダン・スキャンロン監督とコーリー・レイ プロデューサーによる来日記者会見が6月26日(水)に行われた。本作で日本語吹替版の声優を務める田中裕二(マイク)と石塚英彦(サリー)と共に、モンスター級の“大きな夢”を持った“ちびっ子モンスター”たちも登場し、「お空に花火を打ち上げる人になりたい」「お姫様になりたい」と可愛らしい夢をそれぞれ披露。石塚も「みんな頑張れば、必ず夢は叶うからね!」と激励した。

「ファインディング・ニモ」や「トイ・ストーリー」など世界中で愛され続ける作品を生み出してきたディズニー/ピクサーが、シリーズ作品としては初めて前日譚を描いた本作は、マイクとサリーの最恐コンビが誕生した学生時代を背景に、マイクの何があっても“怖がらせ屋”になるという夢を諦めない姿を描きだしている。全米でも6月21日(金)に公開され、初登場1位を獲得し、「トイ・ストーリー3」に次ぐピクサー作品歴代2位のオープニング成績を飾った。

前日譚を描いたことについてコーリー・レイ プロデューサーは「『モンスターズ・インク』シリーズの新作を作ろうと思った時、マイクとサリーの友情を掘り下げたいと思ったんです。そのためには過去に戻れば面白いんじゃないかと思って。今回はスケール感が増して、大学という舞台も大きいし、沢山のキャラクターが登場するので、そこが一番のチャレンジでした。楽しくて、ユーモア満載で、ハートが詰まった作品になりました」とコメント。

また、ダン・スキャンロン監督は「一番大切にしたことは、観客にマイクの夢を応援してもらうこと。そのためには少年時代のとっても可愛いマイクが夢を見つけた瞬間を描くべきだと思った。そして面白いストーリーをきちんと紡ぎ出し、皆さんの心に残るものを描き出すことに挑戦したんだ」と自信の表情。

“モンスターよ、大志を抱け”のキャッチコピーにちなみ、会場にはアニメーターを目指す学生たちも参加。大きな夢を叶えた監督へ、その極意を質問すると「学生の時は、ビッグプロジェクトに関わろうとしがちだけど、圧倒されるような作品よりも小さなプロジェクトをコツコツと経験することが大事だと思う。多様性を持って、自分自身に負けないこと。まずは小さな成し遂げられる目標を作って、最大限の努力をすることかな」とアドバイスした。

ここで、マイク役の田中とサリー役の石塚も登場。「前作で好評をいただいたので、自信を持ってできました」(田中)、「皆さんから愛される作品になったので、今回はプレッシャーがすごかった」(石塚)と語り、監督も「お二人に再び吹替えをしてもらえて嬉しい。日本語は理解できませんが、キャラクターの精神を理解して下さっていることが伝わってきます」と太鼓判。プロデューサーも「正にマイクとサリーそのものね!」と満足気な様子。

田中は「ギリギリまで依頼が来なかったので、内山君と岡村なんてこともあるのかな、なんて思ってました」と冗談めかし、石塚も「大・小であればそういう組み合わせもありだもんね」と苦笑い。また、子供時代の夢について聞かれると、石塚は「パイロットになりたかったんですけど、パイロット以上に飛行機に乗って各地へ行っているので、ある意味夢が叶ったかな」と明かし、田中も「ジャイアンツに入って、4番をやりたかった。でも今は、スポーツ番組で選手にお会いすることもあるので、少し近づけたかな」と語ると、プロデューサーが「実はオリジナル版のマイクの声を担当しているビリー・クリスタルの子供の頃の夢も野球選手だったのよ」と驚きの共通点を見つけ出した。

また「今後の夢は?」と聞かれた石塚は「正月映画に出てみたいですね」と明かし、田中も「石塚さんとコンビを組んで、正月映画に出たい」とぶち上げ、「頑張れば夢は必ず叶うし、一人でダメならみんなで力を合わせればいい!ということを教えてくれる作品。家族で劇場に足を運んでいただきたい」(石塚)、「ハラハラ、ドキドキして、つらい場面もあるけど、最後には幸せになれる作品。子供に連れられて観る親世代も感動できる作品です」と締めくくった。

公開情報 ディズニー配給「モンスターズ・ユニバーシティ」は2013年7月6日(土)から2D・3D全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/monsters-university/

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