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カンバーバッチ再来日!ファンからのバーチャル悲鳴に?「スター・トレック イントゥ・ダークネス」記者会見(2013.07.16)

世界57カ国での大ヒットを記録した「スター・トレック イントゥ・ダークネス」で“世紀の悪役”ジョン・ハリソンを演じるベネディクト・カンバーバッチが来日し、7月16日(火)に記者会見を行った。宇宙からエンタープライズ号に転送されてきたかのような演出で登場したカンバーバッチは「本当にエンタープライズ号に乗っているようで素晴らしいね」とご満悦の表情。前日、空港で1000人(前回の倍!)のファンに出迎えられたことについては「とても謙虚な気持ちになりました。皆さん礼儀正しく、辛抱強く、献身的に待っていて下さって、まさにknocked for sixだったよ(圧倒されたよ)」と笑顔で語った。

カンバーバッチは、母国のイギリスで“ナショナル・トレジャー”と謳われるほどの実力と人気を誇り、BBC制作のTVシリーズ「SHERLOCK」のシャーロック・ホームズ役で爆発的な人気を獲得した。「スター・トレック」シリーズには初参加となり、地球をかつてない危機に陥れ、エンタープライズ号のクルーと対峙する悪役を熱演している。
会見の模様はニコニコ生放送でも中継され、会場を取り囲む大型モニターに流される視聴者からのメッセージを見て、「僕も日本語がわかったら良かったな。でもSuper Cute! とか Yo! Sherlock! とかは読めたよ」とおちゃめに語り、視聴者から「エンタープライズ号のクルーで演じたいキャラクターは?」と質問されると「いい質問だね。スポックかなぁ。彼とは対峙する場面もあるからね。でもやっぱり選べないな。自分の役柄に満足しているし、忠誠心を持って演じたからね」と回答。

演じた役から影響を受けたかどうか聞かれると「もちろん。ハリソンみたいに暴力的になったから。というのは冗談で、彼はハッキリとした意志と意図を持って行動する人物だったから、インスピレーションを受ける部分はあったよ。J.J.エイブラムス監督からは『ハリソンは、熱くなり過ぎて耳から湯気が噴き出すくらいの強烈なキャラクターだ』と言われたけど、僕はそこまでの人物じゃないんだ。でも過去に演じた役としては、ドラマ『パレーズ・エンド』のクリストファー・ティージェンス役からはとても影響を受けているかな」と明かした。

ひとつの質問に丁寧に答えていたカンバーバッチは「しゃべり過ぎかな?僕はここで1日中しゃべっていてもいいんだけど」と語ると、モニターには「もっとしゃべって!」といった声が次々と届き、「ネット中継のカメラはどこ?(手を振って)ハーイ!素晴らしいコメントをありがとう!」と語りかけると、モニターが「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」など悲鳴のオンパレードに。

“世紀の悪役”を演じたことについては「ここまでの大作でとても重要な役柄を演じるのは苦労もあったけど、楽しんで演じられたよ。1作目でキャストやスタッフが家族として確立されていた中に入っていくのは緊張もあったけど、歓迎してくれたから、あとは集中して演じるだけだった。大掛かりなアクションも初めてで、初日のリハーサルから素晴らしいスタントチームと仕事ができ、武術も取り入れたりして新しいことが学べたよ。1日に2時間の訓練と4000キロカロリーを摂取するというのは奇妙でチャレンジングな経験でもあったけどね」と言ったところで、「ちょっといい?ハンサムなポーズをして!って書いてあったから」と様々なポーズを決め始め、モニターはまたしても絶叫の嵐に。「ハリソンのセリフを言って?それは言わないよ。劇場で観てください。ちょっと試してみたいんだけど。みんな、We Love J.J.!って書いてみて」と言うや否や「We Love J.J.!」の文字で埋め尽くされ「ワーオ!今の写真撮れた?監督も喜ぶよ」と満足気な様子。

最後に「こんな風に“カンバーバッチさんのエゴの部屋”を作ってくれてありがとう。『スター・トレック イントゥ・ダークネス』はキャラクターたちに深みと奥行きがあって、素晴らしい特殊効果も用意されています。物語の威力もすごいので、是非、楽しみにしていてください」とPRした。

公開情報 パラマウント配給「スター・トレック イントゥ・ダークネス」は2013年8月16日(金)、17日(土)、18日(日)お盆先行公開、8月23日(金)全国公開。
公式サイト:http://www.startrekmovie.com/intl/jp/

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