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Z・スナイダー監督、スーパーマンとバットマンの共演作については・・・!「マン・オブ・スティール」来日記者会見(2013.08.22)

全世界43カ国で初登場1位を樹立し、既に興収が6億5000万ドルに達しているエンターテイメント超大作「マン・オブ・スティール」の来日記者会見が8月22日(木)に行われ、新生スーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルをはじめ、製作のチャールズ・ローブン、デボラ・スナイダー、そしてザック・スナイダー監督が登壇。前日に行われたジャパン・プレミアでも日本の熱烈なファンたちから歓迎を受けたヘンリー・カヴィルは「非常に謙虚な気持ちになりました。日本でどういう反応を得られるか楽しみ!」と笑顔で挨拶した。

「ダークナイト」3部作でバットマンを生まれ変わらせたクリストファー・ノーランが製作と原案を担当した本作は、過去の「スーパーマン」シリーズを知らずとも楽しめる新シリーズとして始動。監督には「300〈スリーハンドレッド〉」で観客を未知なる映像世界へ連れ出したザック・スナイダーが抜擢され、スーパーマンがどのような運命のもとに生まれ、どんな少年時代を送り、どうやってヒーローとなっていくのかが明かされている。

30年近いキャリアを持ち、「ダークナイト」シリーズをはじめ数々のヒット作を世に送り出してきたチャールズ・ローブンプロデューサーは「大変誇りに思っている作品に関われて本当に嬉しい。3年間に亘って才能溢れる人々と仕事ができ、観客に受け入れて欲しいという願いも叶った。アクション超大作ではあるが、人間味に溢れ、感動できる物語になったのが一番の成功の要因だと思う」と明かした。

監督とは公私共にベストパートナーとして活躍する、デボラ・スナイダープロデューサーは「本作が世界的に受け入れられているのはテーマが普遍的だから。一人の少年がヒーローになっていく成長物語として描かれていることと、少年と父親、少年と母親といった家族の価値観にも触れている。スーパーマンが誕生した1938年とは時代が変わってきているけど、今も人々はヒーローを必要としていて、スーパーマンが象徴する希望を求めているのだと思う」と自論を展開。

共演キャストも豪華で、主人公クラーク・ケントの育ての親であるケント夫妻にケビン・コスナーとダイアン・レイン。滅びゆく惑星クリプトンを憂い、息子に最後の希望を託す実の父ジョー=エルにラッセル・クロウ。クラークの存在をスクープしようと追いかけるものの、彼の心の葛藤を知って支えとなる記者ロイス・レインにエイミー・アダムス。

父親役の偉大なる俳優2人との共演についてヘンリーは「特別な体験だったし、素晴らしい人物であり、才能溢れる人たちだった。グリーンスクリーンの前だと想像しながら演じなければならないけど、2人は完全に役に成り切っているから、僕も難しく考えずに役に入り込むことができたんだ」と賞賛。

次回作としてスーパーマンとバットマンの共演作を製作しているということ、また、バットマン役にオーランド・ブルームの起用が囁かれていることについて質問されたザック・スナイダー監督は「トリッキーな質問だなぁ」と少し困った様子。ヘンリーも「僕も知りたいな!」と興味津々のようで、重い口を開けた監督は「DCコミックの2大キャラクターが一緒に登場する世界を作りたいと思ったし、映像では2人が活躍するものはなかったので、またと無い素晴らしい機会だと思っているよ。オーランド・ブルーム?へぇー。そう聞いているんだね。でもどうかなぁ。これ以上は話せないよ!」と口を濁した。

ここで、赤いマントを羽織ったスーパーマンのいでたちで記者席に紛れていた、とあるお笑い芸人が挙手。「フリージャーナリストの渡辺直美です。もしスーパーマンのように空を飛べたら日本の何処へ行きたいですか?」と格好に似合わず真面目な質問をすると、ヘンリーは苦笑いしつつ「すごくいい質問だね。もっと日本のことを知っていたら、ココって言えるんだけど。でも空を飛べるんだから、全国を周ってみたい。一ヶ所だけということなら、よく話を聞く京都かな。でなければ富士山の頂まで行きたいな」と明かし、次回来日する時には、休みを取って、富士山登頂に挑戦することを約束した。

公開情報 ワーナー・ブラザース配給「マン・オブ・スティール」は2013年8月30日(金)全国公開
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/manofsteel/

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