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俊雄役の颯君、ホラーが苦手な佐々木希に宣戦布告!「呪怨−終わりの始まり−」お祓い式&製作発表会見(2014.02.26)

清水崇監督によるビデオシリーズから始まり、劇場版、ハリウッドリメイクと、世界中を恐怖の渦に巻き込んだホラー「呪怨」シリーズの最新作「呪怨−終わりの始まり−」が落合正幸監督、佐々木希主演で製作されることが決定し、3月4日のクランクインを前にお祓い式&製作発表会見が2月26日(水)に行われた。神楽坂にある赤城神社で、齊主により滞りなく撮影が進むよう、そして映画のヒットが祈念され、落合監督と佐々木はじめ関係者が“お清めのお祓い”に参列した。

小学3年生の学級担任を務めることになった結衣は、不登校を続けている佐伯俊雄の自宅を訪問。この日以来、結衣の様子がおかしいことに気付いた恋人の直人は、不動産会社を通じて14年前に起きた一家惨殺事件、そしてその家に引っ越した住人、関係者の死や失踪が続いていることを知る。再び佐伯家に足を踏み入れた結衣は、押入れに残されていた1つのダンボールから、呪われた家の知られざる過去を追体験することになる。

落合監督はこれまでも「催眠」「感染」などホラー映画を撮ってきているが、意外にも幽霊などが苦手だということで、「最初に一瀬隆重プロデューサーに呼ばれて、『呪怨』というタイトルが出た時、一瞬、息が止まりました。『呪怨』という言葉の響きは優しい感じがするんですが、恨みから発した呪いが脈々と続くという感じが怖いんですね。遂に来たか!来てしまったか!という感じでした」と心境を明かした。

佐々木もホラーが苦手ということで「(主演で)嬉しい気持ちもあるんですけど、今からすごく怖くて・・・。台本を読んでからは、毎日寝る前に思い出してしまいます。でも、誰もが知っている『呪怨』シリーズなので、親にも恩返しできると思いますし(笑)。私自身が怖がりなので、主人公に成り切って、心の底から怖がって、見ている方にもそれが伝わって、恐怖を感じてもらえるよう、いろいろ考えて臨みたいと思います」と語った。

また、落合監督は「『リング』はビデオによる不幸の手紙みたいなもので、相手に出さないと自分が呪われてしまう。今回の『呪怨』は10作目になるらしいんですが、誰かが作り続けないと恐ろしいことが起こる。その言葉自体に妖しきものが宿っているように感じます。これまでの監督たちもそうかと思いますが、今までの10本で一番怖かったと言われたい。ジメジメとした所に立つのが日本固有の幽霊だったと思うんですが、今回は恨みをパワーアップさせて、よりアクティブに伽椰子や俊雄のホラー表現をしていきたいと思います」と撮影に向けて抱負を明かした。

小学校の先生を演じることについて佐々木は「子供が大好きなんですが、今回は反則だなと思うくらい怖いだろうと、今から怯えています。昨日の打ち合わせの時も、俊雄君の人形みたいなのがあって、夜中に眠れなくなるくらい思い出しちゃって」と既に恐怖モードに入っているようだが、ここで俊雄を演じる小林颯君(8歳)が愛くるしい笑顔で登場。

佐々木が「こんなにカワイイのに、180度かわるんだろうなと思うと凄い怖いです」と語りかけると、颯君は「佐々木さんを一生懸命怖がらせます!覚悟しておいてください!」と宣戦布告。佐々木も「負けないように頑張ろうと思いますが、お手柔らかにお願いします」と撮影前からタジタジの様子だった。

公開情報 ショウゲート配給「呪怨−終わりの始まり−」は2014年6月28日(土)から新宿バルト9ほか全国公開
公式サイト:http://www.juon-movie.jp/

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