黄金聖闘士演じるベテラン声優陣発表!「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」記者会見(2014.03.04)
“車田正美・熱血画道40周年記念映画”として、1985年から90年にかけて週刊「少年ジャンプ」で連載され、人気を博した「聖闘士星矢」10年ぶりとなる劇場版「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」の声優発表会見が3月4日(火)に行われた。主人公・ペガサス星矢を演じる石川界人をはじめ、ドラゴン紫龍役の赤羽根健治、キグナス氷河役の小野賢章、アンドロメダ瞬役の岡本信彦、フェニックス一輝役の野島健児ら既に発表されている“青銅聖闘士(ブロンズセイント)”のフレッシュな声優陣に加え、“黄金聖闘士(ゴールドセイント)”を演じるベテラン声優陣が発表された。
本作の舞台となるストーリー「聖域十二宮編」に登場する金聖闘士の頂点に君臨する黄金聖闘士には、宮本充(牡羊座ムウ)、小山力也(牡牛座アルデバラン)、山寺宏一(双子座サガ)、平田広明(蟹座デスマスク)、井上剛(獅子座アイオリア)、真殿光昭(乙女座シャカ)、浅野真澄(蠍座ミロ)、森川智之(射手座アイオロス)、川田紳司(山羊座シュラ)、浪川大輔(水瓶座カミュ)、桐本琢也(魚座アフロディーテ)と様々なアニメや洋画の吹替え、ナレーション等で活躍する錚々たるメンバーが揃い、青銅聖闘士たちとの壮絶なバトルを繰り広げる。
2012年に声優デビューを果たしてからわずか2年で大役・星矢を射止めた石川は「スタッフからは前の作品のことは気にせずにやるよう言っていただき、僕が感じるままの星矢を全力でやらせていただきました。本当はマイクの前で体は動かさない方がいいのですが、星矢の動きに近づけるよう、僕のワガママも聞いてもらって、先輩たちにも温かく見守っていただき、感謝しています」と挨拶。
ビッグタイトルということで緊張したという赤羽根は自身の役柄・紫龍について「真面目ゆえにちょっと他のブロンズたちとはずれているところがあって、義を大事にする中身の熱い男を大事に演じました」と語り、小野も「氷河は氷という名前が付いているとおりクールな感じですが、他のブロンズたちに負けない熱いキャラクターで、とにかく熱く熱く演じ、喉もガラガラになるほどでした」と明かした。
一方、20年以上にわたり声優として活躍するベテランの宮本は「ムウは思慮深く、物静かで戦いは望まないキャラクターだったので、ひたすら静かにしゃべっていました。どう存在価値を出そうかと思いましたが、映像の中に全てのムウが表現されていたので、あとは監督のジョークに笑っているだけでした」と余裕の表情。川田も「作品の世界とキャストのバランスが合っていて、全力で戦わせていただいて楽しかった」と現場を楽しんでいた様子。
そんな先輩陣との共演に石川は「デビューから2、3年目でこれだけの方々とお会いできるとは思っていなかったので、めちゃくちゃ緊張しました」と明かし、赤羽根も「第一声を聞いて、『これ、勝てるかなー!?』と思いました」と続き、小野は勝手に「ゴールド先輩たち」と呼び名を作って「本当にお芝居が素晴らしくて、とても興奮しましたし、負けられないと思いました」と明かした。
また、“ゴールド先輩”たちも後輩たちの奮闘する姿に「みんなエネルギッシュで、上手で、僕が若い時にあれだけのパワーを持ってやっていただろうか?と思いました」(宮本)、「清々しい、爽やかな気持ちにさせていただいた」(真殿)、「全力で挑んできて、やられる時も全ての力を使い果たすようなフルパワーで演じていて凄いなと。感動すら覚えました」(浅野)と語り、若手とベテラン陣のチームワークの良さを見せつけた。
公開情報 | 東映配給「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」は2014年6月21日(土)全国公開 公式サイト:http://saintseiya2014.com/ |
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