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4日間にわたりフランスの最新作12本紹介!「フランス映画祭2014」ラインナップ&来日ゲスト発表(2014.05.29)

6月27日(金)から30日(月)まで有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ日劇で開催される「フランス映画祭2014」のラインナップ&来日ゲスト発表会見が5月29日(木)に行われた。今年は、日仏文化協力90周年、そしてユニフランス・フィルムズ設立65周年にあたり、オープニング作品としてニルス・タヴェルニエ監督作「グレイト デイズ!−夢に挑んだ父と子−」や、創刊25周年を迎える「ELLE JAPON」が届ける「イヴ・サンローラン」など、フランスから選りすぐりの最新作を紹介する。映画祭団長には、「愛より強い旅」で第57回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞したトニー・ガトリフ監督を迎え、最新作「ジェロニモ−愛と灼熱のリズム」も上映する。

クリスチャン・マセ駐日フランス大使は「フランス映画祭は海外をテーマにした映画祭としては日本で最も古く、フランス映画は上映本数、ファンの多さからしてもヨーロッパ随一と言えると思います。今年はアンスティチュ・フランセのネットワークがある4つの都市で紹介されることになりました。大衆向け作品から作家性の高い作品まで、素晴らしい作品を取り揃えています。映画は人々の心を開き、感動を与えるだけでなく、人々の人生そのものが盛り込まれているものです。映画への愛情は日本人とフランス人が共有している感情だと思うので、映画祭で皆様に多くの発見があることを期待しています」と挨拶した。

ラインナップは冒頭に挙げた3作品の他、「ルーヴルの怪人」「ルパン」のジャン=ポール・サロメ監督初のコメディ作品「俳優探偵ジャン」や、「すべて彼女のために」「この愛のために撃て」のフレッド・カヴァイエ監督最新作「友よ、さらばと言おう」、「最強のふたり」の製作チームが手掛け、ダイアン・クルーガーが主演するラブストーリー「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(英題)」などバラエティに富んだ作品が並んでいる。そして、フランソワ・トリュフォー没後30年に合わせ、ジャン=ポール・ベルモンド、カトリーヌ・ドヌーヴが共演した名作「暗くなるまでこの恋を」をデジタルリマスター版で上映する。

来日ゲストとしては、「グレイト デイズ!−夢に挑んだ父と子−」からニルス・タヴェルニエ監督と出演のファビアン・エロー、「俳優探偵ジャン」からジャン=ポール・サロメ監督、「友よ、さらばと言おう」からフレッド・カヴァイエ監督、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(英題)」から出演のダニー・ブーン、「イヴ・サンローラン」からジャリル・レスペール監督などが来場する。

また、映画祭の特別関連企画として、「特集上映:女優たちの映画史」がアンスティチュ・フランセ東京で同時開催され、ダニエル・ダリュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、イザベル・アジャーニなど偉大なフランスの女優たちを通して、1930年代から現代に至るフランス映画史の流れを辿る。前売券は6月7日からチケットぴあで発売が開始され、来日ゲストのサイン会への申込み詳細等は映画祭公式サイトで随時更新される。

開催情報 2014年6月27日(金)~30日(月)有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇(東京会場)で開催。
公式サイト:http://unifrance.jp/festival/2014/

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