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「ゼロの未来」を引っさげテリー・ギリアム監督が来日!爆笑問題とまさに爆笑の三番勝負の結末は?!(2015.03.27)

「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」に続く近未来映画「ゼロの未来」を手掛けたテリー・ギリアム監督が5年ぶりに来日。3月27日(金)にYEBISU GARDEN CINEMAで、監督の大ファンと公言する爆笑問題の2人も交えてイベントを開催した。「Dr.パルナサスの鏡」以来3度目の再会を果たした3人だが、「この2人はノリが似てる」と田中裕二が言うとおり、終始、太田光とギリアム監督はふざけ合ってばかり。田中が「やめなさい!」と制止するのも聞かずに太田は「監督は相変わらず金の儲け方を知らないし、内容がわかりにくい。どうやって宣伝したらいいのか・・・」と揶揄して先制パンチを食らわせた。

コンピューターに支配された近未来。謎めいた数式「ゼロ」の解明に挑む孤独な天才プログラマーのコーエンは、魅力的な女性ベインズリーや「ゼロ」の秘密を知る青年ボブとの出会いによって愛と友情に気付き、人生を大きく変動させていく。主人公コーエンを、2度のアカデミー賞助演男優賞に輝くクリストフ・ヴァルツが怪演し、メラニー・ティエリー、デヴィッド・シューリス、ルーカス・ヘッジズ、ベン・ウィショーらが共演している。

「ハロー、トウキョウ!」とご機嫌な様子で登場した監督は本作のオープニングについて、「初来日した時に東京らしい所に連れて行って!と頼んで案内されたのが秋葉原だったんだ。それはもう人生初のカルチャーショックと言えるくらい、洗濯機や踊っている人やネオンが目に飛び込んできて、何故だかすごい汗が出てきてしまった。クリストフ演じる主人公もボロボロの教会で修行僧のように暮らしているけど、一歩、外に出ると色彩の洪水に飲み込まれ、まさに僕が秋葉原で受けたショックが、そのままあのシーンになっているんだよ」と明かした。

また、パット・ルーシンによる脚本を読んだ時のことについては、「彼は僕の映画を全部観てくれているのだろうと思い、とても親近感を覚えた。だからこれを基に、これまでの集大成のような作品を作ろうと思ったんだ」と語り、「現代は非常に接続された世界で、そこから逃げ出すことは出来るのか?人は一人になることが出来るのか?と考えた。特に若者はニューロンのように繋がっていて、情報が来ると直ぐに他の人に伝えてしまう。でも物理的に触れ合ったり、関わり合ったりすることが無くなってきているように感じるんだ」とネット社会に警笛を鳴らした。

ここで爆笑問題の2人が登場し、「ゼロの未来」の“ゼロ”に因んだ三番勝負を監督と実施。最初の「前屈対決」では、監督が暴走してパネルを蹴飛ばすは、壇上から飛び降りるは、やりたい放題。勝負がつかず、太田も「モンティ・パイソンをやってるみたい」と、かつて監督が属したコメディグループの名を挙げ苦笑い。「テイスティング対決」では見事、田中が正解するも、最後の「ストップウォッチ対決」では監督が勝者となり、両者引き分けのはずが監督の勝ちという結果に。そして、ご褒美のキスが爆笑問題から監督に贈られた。

最後は田中が真面目に「監督の優しさが溢れた作品。独特な世界観だけど、人の深いところ、心理がわかってくる最後のシーンには感動しました」と明かし、太田も「監督にとって、とても重要な映画になっていると思う。まず映画を作り続けているのがすごい。オレなんか企画すら通らない」と自虐的にコメント。すると監督から「5年前に会った時から何も作れていないのか?残念だな。映画ビジネスはワンチャンスだ。もう失敗しているなら、あとは無いな」と厳しいパンチを返された。

また、3月28日(土)に新たに開業するYEBISU GARDEN CINEMAの特別オープニングセレモニーも実施され、映画館のロビーにギリアム監督の写真が寄贈された。

公開情報 ショウゲート配給「ゼロの未来」は2015年5月16日(土)からYEBISU GARDEN CINEMA、新宿武蔵野館他で公開
公式サイト:http://www.zeronomirai.com/

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