2月7日からABC・テレビ朝日系列で毎週日曜朝8時半に放送がスタートする｢魔法つかいプリキュア！｣と、3月19日に全国公開する｢映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法！｣の合同記者会見が1月27日（水）に行われ、シリーズ13作目のヒロインを務めるキュアミラクルこと朝日奈みらい役の高橋李依とキュアマジカルことリコ役の堀江由衣、そして記念すべき｢映画プリキュア｣20作目でオリジナルキャラクターの魔女・ソルシエールを演じる新妻聖子が歴代プリキュアたちと共に登壇した。

2004年2月からテレビ放送が開始されて以来、広く愛され続けている｢プリキュア｣シリーズ。その新作｢魔法つかいプリキュア！｣では、2つの異なる世界で生まれた2人の少女の友情と成長が描かれる。そして｢映画 プリキュアオールスターズ｣では、キュアミラクルとキュアマジカルも加わり、総勢44人のプリキュアたちが大集合。立派なプリキュアを目指す魔法つかいプリキュアの2人が、先輩たちと出会い、互いの友情を強めていく。

新ヒロインに抜擢された高橋は｢『まさか！』という気持ちでしたが、今の私に決まったということは、今の私にしか届けられないプリキュアがあると思うので、ミラクルを起こしたいと思います｣と挨拶し、堀江も｢子どもの頃から変身できる女の子に憧れていたので、声優になったからには変身したいと思っていました。精一杯、丁寧にリコを演じたいと思います｣とコメント。

そして、魔法の言葉｢キュアップ・ラパパ うるわしきゲストよ現れなさい！｣という2人の掛け声により、誰も居なかったはずのパネルの裏から新妻が登場し、｢こんなに可愛い魔法をかけていただいて、とてもいい気持ちになりました｣と笑顔で語った。高橋と堀江も｢家でもやってみたい！｣｢うるわしきゲストを迎えてみたい！｣と興奮気味に新妻を迎えた。

新妻は｢4歳の姪っ子が『プリキュア』が大好きで、『私も出るんだよ』と伝えたら、『すごーい！』って喜んでくれました｣とコメント。また、高い歌唱力を武器に演劇界で活躍する新妻は、今回初のミュージカル版｢プリキュア｣ということで｢自分の経験を投影できるかと思いますが、アフレコは初心者なので皆さんに指導いただきながらソルシエールを演じたいと思います。孤独と闇を抱えているキャラクターなので、登場シーンでそれを表現できるように挑みたいです｣と豊富を明かした。

ソルシエールの手下・トラウーマ役で登場するゲスト声優の山本耕史については｢私の2003年の初舞台『レ・ミゼラブル』で相手役をしていただいた大先輩なのですが、今回は私の手下ということで、思う存分従えたいです｣とニヤリ。ミュージカルプロデュースと作詞には森雪之丞を迎え、新曲7曲を含む全9楽曲が映画を彩るということで｢森さんの曲はシンプルだけど美しい言葉が並べられていて、声に出すと感情が乗ります。デモテープを聴いただけで泣けてしまうほど、歌の魔法って凄いなと思いました｣と明かした。

｢もしも魔法が使えるとしたらどんな魔法をかけたい？｣という質問に高橋は｢無くした物の所在がわかる魔法があったら便利｣と語り、新妻も｢実用的でいいですね！｣と同調。堀江は｢人が物を探している時間って長いですからねー｣と何故かしみじみ。そして新妻は｢冷蔵庫を開けたらデパ地下に繋がっている魔法がいいです。あんなに美味しいものが集まっていて、すぐ行けたら最高じゃないですか！｣と回答した。

なお、今回の劇場入場者プレゼントは、魔法の杖をイメージしたミラクルステッキライト。青い光でプリキュアたちの戦いを応援することができる。