2015年に乃木坂46の生駒里奈初主演で公開されたホラー｢コープスパーティー｣の続編となる｢コープスパーティー Book of Shadows｣の予告編試写と記者会見が6月1日（水）に行われ、生駒をはじめ、前作に続き出演する前田希美、池岡亮介、さらに本作から出演する石森虹花（欅坂46）、青木玄徳、石川恋、そして山田雅史監督が登壇した。この日の朝、完成したばかりの予告編を見て生駒は｢すごく緊張していたんですが、映像を見たらワクワクに変わってきました。怖い映画ではありますが、公開が楽しみです！｣と明かした。

コンシューマーゲームシリーズ計15万本以上、コミカライズシリーズ100万部以上、その他、ノベライズ、オリジナルアニメ、ドラマCDなど幅広く展開されてきたホラーゲームシリーズを基にした実写映画｢コープスパーティー｣は、ロングラン上映され、動員1万人を超えるヒットを記録。その続編となる本作は、呪いのおまじない｢しあわせのサチコさん｣による惨劇から生き延びた直美とあゆみが、死んだ友達を取り戻すべく、再び悲劇の舞台となった天神小学校へ戻り、命と心を弄ぶ残酷な運命に立ち向かっていく。

直美の幼馴染・哲志を演じた池岡は前作からの続投ということもあり、｢久しぶりにこの衣裳を着たら、自分の爪で指を切ってしまいました。この現場はやっぱり何かあるな・・・と感じました｣と不吉な挨拶。再び怨霊の棲む異空間へと向かうあゆみを演じた前田は｢ロケ地が前回と一緒だったので、天神小学校にみんなで帰ってきたなという実感と、早めの同窓会みたいな気持ちになりました｣とコメント。

直美たちとは別の高校から囚われて来た刻命裕也役として初参加となった青木は｢人気のあるキャラクターをやらせていただきました。役の独特の感じを味わっていただけたら｣と語り、同じく初登場となる霧崎凍孤役の石川は｢ホラーは苦手で、本当に怖かったです。クランクインの日にメイクさんにメイクをしてもらっていたら、肩が重くなってきて・・・｣と撮影直前から恐怖体験をしていた様子。

この日、新たなキャストとして発表された石森は映画初出演となり、｢決まった時は嬉しかったんですが、終始緊張していました。大先輩の生駒さんや出演者の皆さんが優しく話しかけて下さって、アドバイスも下さり、楽しい現場になりました｣と笑顔で語り、生駒は｢先輩というほどでもなかったんですが｣と恐縮しつつ｢マイクを付けるのに手こずっているのを見て、映画が初めてというのが伝わってきました。私とマネージャー2人がかりで付けてあげて、なんだかキュンとしました｣と可愛い後輩に優しい眼差しを向けた。

前作に引き続きメガホンをとった山田監督は｢グロテスクな描写が盛りだくさんで、出演者の皆さんは前作より酷い死に方をしているので、撮っていて楽しかったです。ちょっとした恋愛の部分も引き続き描いているので、そういったところも楽しんでもらえたら。編集途中なので、帰ってまた頑張ります！｣と明かした。

また極上爆音上映で注目を集めている立川シネマシティで、7月30日から｢超絶叫上映｣が行われることが発表され、生駒は｢リアルに絶叫しているので、目でも耳でも心でも、感じとっていただけたらと思います｣とコメント。さらに主題歌には、ゲーム・アニメなど｢コープスパーティー｣全シリーズで楽曲を提供している今井麻美が歌う｢砂漠の雨｣が決定した。