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室井滋がドリーのように忘れんぼうさんに!「ファインディング・ドリー」来日記者会見(2016.06.29)

全米では6月17日から公開され、「トイ・ストーリー3」や「ズートピア」を超えるアニメーション史上歴代1位のオープニング成績を記録した「ファインディング・ドリー」のアンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督が来日し、6月29日(水)に記者会見を行った。日本語吹替版キャストの室井滋(ドリー役)、木梨憲武(マーリン役)、上川隆也(7本足の謎のタコ、ハンク役)、中村アン(ドリーの過去を知るジンベエザメ、デスティニー役)も駆けつけ、監督2人にドリーとニモの巨大オリジナル提灯をプレゼントした。

日本でも2003年に公開され、興収110億円の大ヒットを記録したディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」の続編となる本作は、ニモの奇跡の冒険から1年後を舞台に、何でもすぐに忘れてしまう忘れんぼうのドリーが、たった1つ忘れなかった“家族の思い出”を探しに人間の世界で繰り広げる感動の冒険を描き出している。

「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」などの脚本も手掛けてきたストーリーテラーでもあるスタントン監督は、前作製作時には続編は作らないと公言していたが、「ネバーは使ってはいけない言葉だね!2010年に『ファインディング・ニモ』の3D版を製作する際に改めて観たら、ドリーのことが心配になってしまったんだ。物忘れが激しく、みんなに謝ってばかりで、家族も見つかっていないドリーに、もう謝って欲しくないと思ったんです。皆に愛されているドリーに、自分自身も愛して欲しいと思って続編を思いつきました」と明かした。

全米では2週連続1位となり、高評価を受けていることについてマクレーン共同監督は「もちろん前作やニモ、マーリンといったキャラクターたちが皆さんに愛されていることもあると思いますが、『ファインディング・ニモ』を観て成長した人たちが楽しんでくれていること、ドリーを気にかけてくれている皆さんが、旧友に会いに行くような感覚で映画館に訪れて下さっていることが成功の要因なんじゃないかと思います」とコメント。

また、スタントン監督は「年齢としてはニモは1年しか成長していませんが、大海原を渡る大冒険を経て10年分くらい成長していると思います。ニモは片方のヒレが小さいというハンデがありますが、様々な経験を積んで自信を得たので、忘れんぼうというハンデのある年上のドリーとも、その自信を分かちあおうとする賢さを持って接しています」と2匹の関係性を明かした。

ここで日本語吹替版のキャスト陣も登場し、室井は「13年ぶりにドリーが帰ってくると聞いて、驚きました!自分にやらせていただけるのか、不安だったりもしましたが、改めて新人になったような気持ちです。セリフも多くて、前のめりでアフレコしていたらマイクにガン!とぶつかったり、タクシーに携帯を忘れてしまったり、ホームセンターでガーデニングコーナーに行こうとしていたのにカーテンコーナーのカーテンを手にしていたりと、まさにドリーになったような感じです」と役に入り込んでいた様子。

ニモの父親マーリンとして室井と共に帰ってきた木梨は「今回も『ドリー!』『ニモ!』と叫びながら演じさせてもらいました。厳しいチェックのもとアフレコしたんですが、仕上がったものはアメリカでダメ出しされて、再アフレコの日程まで組まれていて・・・」と大変な現場だったことを明かしたが、「昨日、完成作を見たら、見事にはまっていました!」と大満足の様子。

上川はピクサー作品の大ファンだったそうで、「ハンクはドリーに巻き込まれて冒険する男気のあるタコなんですが、7本足というコンプレックスを抱えているという人間臭さが、ピクサーのキャラクターの特徴でもあると思います」と分析。また、オーディションでデスティニー役を勝ち取った中村は「ドリーの過去を知る重要なキャラクターで、目が悪く、泳ぎも下手なんですが、前向きなジンベエザメでした」と役柄を明かした。

この日は、美しい海を表現したステージが用意されていたことから、監督と室井らがそれぞれニモやドリーを描いた絵をスクリーン上に投影。上川はハンクを描いたということで、その上手さにスタントン監督は「ピクサーで仕事しませんか!」と思わずスカウト。また、木梨は画家でもあることから、カラフルな魚の“ノーリン”、室井を意識した“しげる”、謎の魚“大山さん”を描き出し、場内を沸かせた。

公開情報 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給「ファインディング・ドリー」は2016年7月16日(土)から全国公開
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/dory.html

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