ニュース

11月3日は新作含むDVDがなんと100円で借りられる!「11月3日はビデオの日」記念日制定イベント(2016.11.01)

日本映像ソフト協会(JVA)と日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合(CDVJ)による「ビデオの日」実行委員会は、“DVD発売20周年、ブルーレイ発売10周年”を記念し、「11月3日(祝)はゆっくり自宅でビデオをみてほしい」という気持ちを込め、毎年11月3日を「ビデオの日」の記念日と制定。その告知イベントを11月1日(火)に実施し、JVA、CDVJの関係者をはじめ、映画・アニメ好きで知られる中川翔子がアンバサダーとして登壇し、「ビデオで観るべき100選」の選考に関わった「日経エンタテインメント!」の品田英雄編集委員と共にトークショーを行った。

ビデオソフト市場は2004年〜2005年をピークとして、約10年縮小傾向にあるが、ビデオソフトのレンタル・セル市場を再活性化し、新たなステージへと押し上げ、ビデオソフトの楽しさ・魅力・エンタテインメントとしての価値をユーザーに改めて伝えていくため、記念日協会認定のもと今年から毎年11月3日(祝)を「ビデオの日」とし、ビデオソフトのレンタル・セル店で各種施策を実施し、業界全体で盛り上げていく。

JVAの島谷能成会長(東宝代表取締役社長)は「ビデオソフト市場は年々、縮小していますが、それでも昨年の市場は4175億円で、映画年間興収の約2倍であり、タイトル数も30万本、ジャンルも20分野に分けられています。手にとって誰かと共有したいと思えるフィジカルな要素が大きいと思っていますし、競合する29社が一丸となってイベントを盛り上げるのも初の試みです。ビデオパッケージの楽しさを、知られざる宝の山から探し出していただきたい。ビデオ市場を豊かにし、愛していただくことで、作り手たちの新しい才能を育てることにもつながりますので、よろしくお願いいたします」と挨拶した。

続いてJVAの川合史郎理事(20世紀FOXホームエンターテイメントジャパン代表取締役社長)が、「タイタニック」の特典映像などを引き合いに出し、ビデオソフトの魅力を熱く語り、「ビデオの日」キャラクターの“ビぃくん”が登場するCMを紹介。そして、CDVJの梶喜代三郎副理事長は今年の統一キャンペーンとして、全国のビデオレンタル店(加盟2800店舗)で、11月3日はDVD(新作含む、ブルーレイ&VHSも対象)が全品100円で借りられることを発表。“ビぃくん”も登場し、「みんなでビデオを観ると楽しいだビぃ!」とキャンペーンを盛り上げることを誓った。

アンバサダーを務める中川翔子は、子どもの頃から家でビデオを繰り返し観てきたことで、オタク魂が培われたことを明かし、「人間力も上がるし、知識も高められるので、11月3日は思いっきり家に引きこもって、みんなでビデオを観ましょう!」とアピール。「ビデオで観るべき100選」の作品群をカテゴリー別に「日経エンタテインメント!」の品田編集委員と共に見ながらトークを展開し、大好きなブルース・リーの作品が選出されていないことについて、ややお怒り気味に言及。

「ブルース・リーのことは目を閉じれば(姿が)見えてしまうくらいで、同じ時代に生きていた人たちが羨まし過ぎます!『死亡遊戯』はVHS、DVD、ブルーレイと全て持っていて、画質が調整されるたびにトラックスーツが明るい黄色になっていって、私としては最初のオレンジっぽい色が良かったです。画質が良くなると『リー様の顔にニキビが出来てるよ!』とかも確認できて、面白いです」とマニアぶりを披露した。

また、「ビデオで観るべき100選」の選定ポイントについて、品田編集委員は「青春」「パッケージ」「もう一つの視点」の3点を挙げ、「レンタル店によく訪れていた人たちが、今は40代、50代になり、当時のウキウキ感をもう一度、思い出していただきたい。パッケージは繰り返し観ることもできますし、『観たよ』と『持ってるよ』では感覚も違う。そして若い頃に観て感じたものも、今観ると違っていたりするので、そういった部分も味わっていただきたい」とコメント。

最後にゴジラと貞子が会場に乱入。「ゴジラにジャイアントスウィングされたーい!」と大興奮の中川は、100選の中に「ゴジラ」も「リング」のシリーズも選出されていないことに気付き、品田編集委員に向かって「入ってないじゃないですかー!」と絶叫し、会場を笑いで包んだ。

キャンペーン情報
『新作含むDVDレンタル全品100円』キャンペーンは11月3日(木・祝)、GEO、TSUTAYAをはじめ全国355社2800店舗(※一部店舗除く)のCDVJ加盟店で実施
公式サイト:http://www.videonohi.jp/

バックナンバー

ページのトップへ