ジミー大西を演じた中尾明慶が本人から「1000%ジミー!」と太鼓判を押され・・・「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」概要発表会見(2017.03.21)
4月20日から23日までの4日間に亘り那覇市の波の上うみそら公園をはじめ北部や離島も含めた20会場以上で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の概要発表会見が3月21日(火)に行われ、ガレッジセールの2人と木佐彩子アナウンサーの司会のもと、Netflixオリジナルドラマとして明石家さんまが企画・プロデュースした「Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜」にW主演する中尾明慶、小出恵介、【TV DIRECTOR’S MOVIE】から間宮祥太郎、稲葉友、【地域発信型映画】から川村ゆきえ、そして豪華吉本芸人らが登壇した。
オープニングアクトとして、ゆりやんレトリィバァと“よしもと沖縄41市町村全力応援芸人”らがダンスを披露。「華麗なダンスを見せていただきましたー」と川田が盛り上げるも、ゴリが「引き締まった肉体、キレのあるダンス!からは逆行している感じでしたね」と思わず本音を漏らし、木佐アナウンサーも「不思議なパワーを朝からいただきました」とやや戸惑い気味。実行委員長を務める吉本興業の大崎洋社長も「今の人たちは映画祭とは関係ありません!」と語り出し、舞台裏からは芸人たちの「おーい!」と突っ込む声も。
気を取り直し大崎社長は「来春には那覇市にエンタテインメント学校も開校し、漫画家の養成や、ダンス、CGアニメの講座などを構想しています。沖縄は産業が育ちにくいと言われていますが、日本本土をはじめアジアに向けた産業の創出を目指したいと思っています。映画祭も見よう見まねで始めて9年。少しずつ成長してきているので、皆さんに見守って応援していただきたい。芸人の事件や事故が多い会社ではありますが(笑)、よろしくお願いいたします」と自らに「いらんこと言うな!」とツッコミを入れながら挨拶した。
2015年から名称を「島ぜんぶでおーきな祭」と改称し、映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツなど総合エンタテインメントの祭典として、春の沖縄を代表するイベントとなっている。今年からは国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」(2030年までの世界の新たな目標として人権が守られた世界を実現する)を沖縄から発信し、SDGsをより知ってもらうきっかけとなる映像の紹介や、SDGs学生フォトコンテスト受賞作品の写真展、SDGsを遊びながら学べるタレント・スタンプラリーなどを企画している。
また、特別招待作品として沖縄を舞台としたGACKT主演「カーラヌカン」のワールドプレミアを行い、公開を控えている新作、アジア各国を中心にした世界の作品など28作品の上映が決定しており、現在製作中の作品の発表会見も実施する予定。そして、世界190か国で今夏配信予定のNetflixオリジナルドラマ「Jimmy〜アホみたいなホンマの話〜」も特別上映されることから、ジミー大西を演じる中尾明慶と明石家さんまを演じる小出恵介が登壇し、ジミー大西本人も駆け付けた。
中尾は「出来ることならやりたくなかった」としつつも、交友のある明石家さんま直々のオファーということで、過去の資料映像などを見ながら演じきったそう。完成した映像を観たさんまから「やってくれて良かった!」とメールを受け、ホッとしたことも明かした。一方の小出は「初日にさんまさんが来て、雰囲気で『今のは違う』とか、台本どおりなのに『これは無いわ』とか言われてしまって(笑)」とダメだしされたそう。ジミー大西と2人で第1話を演じて見せてくれたそうだが、「セリフは一言も言ってませんでしたけどね。でもシーンの核みたいなものは的確に拾い取って演じていました」と天才芸人っぷりを称賛した。
ジミー大西は見どころを聞かれると、「僕の半生を描いていただきました。さんまさんとの関係を描いたドラマです」と語りだし、司会者3人から「内容についてはいいですよ」と突っ込まれると「台本も貰えてないし、DVDも観るなと言われてるので、見どころがわからないんですよ」とぶっちゃけ、場内は爆笑の渦に。自身の役を演じた中尾については「上手いなと思いました。1000%ジミーでした」と自らを超える存在として絶賛。「若(さんまさん)には僕をここまで育てていただいてますんで、葬式もあげてくれると言っています。だから保険もかけていないので、先に死にたいと思います」とボケまくり、話が見えなくなったところで会見は終了した。
公開情報 | 2017年4月20日(木)〜4月23日(日)まで那覇市、宜野湾市、北谷町、浦添市、沖縄市、豊見城市ほか沖縄県内各所で開催 公式サイト:http://oimf.jp/ |
---|