世界最大級のオンラインエンターテインメントサービスを提供するNetflixは、2019年に全世界配信を行うアニメのラインナップ発表会を11月27日（火）に行った。今年15周年を迎える人気キャラクター初のストップ・モーションアニメシリーズ｢リラックマとカオルさん｣や、神山健治＆荒牧伸志のW監督によるフル3DCGアニメ｢ULTRAMAN｣などが新作として発表され、ジョン・ダーデリアン コンテンツ・ディレクターは｢2018年は画期的な1年となり、ワクワクするような作品を世界中のアニメファンに届けることができました。でもまだこれは始まりにすぎません！｣と来年のラインナップに自信をのぞかせた。

2018年は｢DEVILMAN crybaby｣をはじめ、｢B：The Beginning｣、｢バキ｣、｢アグレッシブ烈子｣など様々な“Netflixアニメ”を配信してきたが、2019年は｢リラックマとカオルさん｣｢ULTRAMAN｣をはじめ、車田正美による大ヒット漫画を3DCGアニメシリーズとして描く｢聖闘士星矢：Knights of the Zodiac｣、田村由美による近未来サバイバルコミックの金字塔をアニメーションスタジオGONZOがアニメ化する｢7SEEDS｣、そして庵野秀明監督による人気アニメシリーズ｢新世紀エヴァンゲリオン｣が初のSVODで全世界独占配信されることも決定した。

4月19日から配信される｢リラックマとカオルさん｣は、｢かもめ食堂｣や｢彼らが本気で編むときは、｣等で知られる荻上直子監督が原作と脚本を手掛け、CFを中心に活躍する小林雅仁監督が大人から子どもまで世界中の誰もが楽しめる作品として仕上げている。そして、柔らかくも時に芯のある女性として描かれる“カオルさん”の声を多部未華子が担当することも発表され、｢日本で一番癒されると言っても過言でないリラックマの存在を、色々な国の沢山の方々に知って欲しい｣と意気込んでいる。

また、4月1日から配信される｢ULTRAMAN｣は、“光の巨人＝ウルトラマン”の存在が過去のモノとなった世界を舞台に、メタリックボディの強化スーツに身を包んだ等身大の悩み多き高校生が、ウルトラマンになるべく奮闘する姿を描き出す。声優として木村良平、江口拓也、潘めぐみ、田中秀幸が参加。タッグを組む神山監督と荒牧監督は｢モーションキャプチャーを使いながらもアニメの良さを残し、セルでは描けないようなアクションもたっぷり盛り込んでいます｣と作品についてメッセージを寄せた。

【2019年Netflixアニメラインナップ】
・｢HERO MASK｣2018年12月3日配信
・｢新世紀エヴァンゲリオン｣2019年春配信
・｢ULTRAMAN｣2019年4月1日配信
・｢リラックマとカオルさん｣2019年4月19日配信
・｢7SEEDS｣2019年4月配信
・｢聖闘士星矢：Knights of the Zodiac｣2019年夏配信
・｢ケンガンアシュラ｣2019年配信
・｢Cannon Busters｣2019年配信

この他、｢パシフィック・リム｣、｢オルタード・カーボン｣（映画）、｢虫籠のカガステル｣、｢YASUKE（原題）｣、｢TRESE｣も待機中となっている。


（C）2018 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.
（C）円谷プロ （C）Eiichi Shimizu, Tomohiro Shimoguchi （C）ULTRAMAN製作委員会