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日向坂46四期生11人が映画に初挑戦!「ゼンブ・オブ・トーキョー」完成報告会(2024.10.02)

人気アイドルグループ“日向坂46”の四期生11人全員が出演する「ゼンブ・オブ・トーキョー」の完成報告会が10月2日(水)に行われ、主演を務める正源司陽子をはじめとする映画初出演&演技初挑戦となるメンバーの渡辺莉奈、藤嶌果歩、石塚瑶季、小西夏菜実、竹内希来里、平尾帆夏、清水理央、宮地すみれ、山下葉留花と熊切和嘉監督が登壇した。この日は作品にちなみ、東京が一望できるRESTAURANT LUKE with SKY LOUNGEでの会見ということで、それぞれ景色に感嘆しつつ撮影を振り返った。

修学旅行で東京の名所を巡る完璧なスケジュールを組み立てた班長の池園は、同じ班のメンバーたちと回るのを楽しみにしていた。待ちに待った自由行動の日、なぜか全員がバラバラとなり、気が付くと池園はスカイツリーの下で一人きり・・・。計画をやり遂げようと東京観光に繰り出す池園の願いとは裏腹に、班のメンバーはそれぞれの思惑を秘めていた。映画では、四期生メンバーの学生時代の思い出や、アイドルになる前のエピソード、東京への想いなどをヒアリングし、11人のリアルな物語が盛り込まれている。

「東京のゼンブを満喫したい!」と意気込む班長・池園を演じた正源司は初の映画出演に「本当に驚きましたし、嬉しかったです。 演技に興味のある子ばかりで、年齢もバラバラなんですが、同い年という設定で演じられて、ありのままを撮っていただけて楽しかったです」と渡辺は「普段から四期生全員で活動することが多いので、培った絆をさらに映画で発揮できたんじゃないかと思います。最初はみんな初の映画で不安だったし、ドッキリかと思ってしまいました」と言って笑い、メンバーも同意していた。

熊切監督は「僕の作風からこういう(アイドル映画の)話が来るとは思いもしなかったんですが、断ったら二度とないだろうと思い、やってみようとなりました。勉強不足で同じタイプの可愛い子たちなのかと思っていたら、一人として同じじゃなく、個性的で面白かった。初めての方と仕事をするのは凄く楽しいし、等身大を撮りたかったので、そこにみんなが気持ちを置いてくれて、こんなに清々しい気持ちで映画を作ったのは初めてです」と満足な様子。

完成作品を観た小西は「みんなの等身大が映っていて、めっちゃ笑って感動しましたし、青春も感じてグッときました。竹内と藤嶌の掛け合いも楽しくて笑ってしまったし、知らないところでみんな、こんなに頑張っていたんだなと感じました」と明かし、竹内も「ウルッとくるところもあるし、『ちょっと待って!』と巻き戻したくなって何度も観たくなるシーンも沢山ありました。それに『自分、こんな顔してたんだ!』と思う場面もあって、恐かったです」と話すと、監督も「まったくアイドルじゃない顔だった」と追随した。

また、正源司は「浅草での撮影が初日だったんですが、修学旅行生の雰囲気で楽しく過ごしていたら、ハプニングが起きまして・・・。海外の方から『写真を撮って』と話しかけられて、そのままカットもかからず、『OK!OK!』と明るく撮ってさしあげて、『Thank You!』『You’re Welcome!』みたいな感じでした」と振り返り、清水も「平日の竹下通りで撮影して、自撮りするのも難しかったんですが、けっこうな人混みをすり抜けるのが得意かもしれないと思いました」と明かした。

最後に正源司は「四期生と初めて演技をしたかけがえのない思い出の作品になると思います。高校生たちが沢山の方との交流を通して成長していく姿を楽しんでいただけたら」とアピールし、監督は「新人俳優のデビュー作に携わることはありますが、11人もいるのは初めてで、僕も新鮮な気持ちで撮ることができました。ファンの方々には30回くらい観ていただき、映画好きの方々にもアイドル映画という色眼鏡なしで観ていただけたらと思います」と締めくくった。なお、登壇予定だった平岡海月は体調不良のため欠席となった。

公開情報 ギャガ配給「ゼンブ・オブ・トーキョー」は2024年10月25日(金)からTOHOシネマズ日比谷他全国公開
公式サイト:https://gaga.ne.jp/zenbu_of_tokyo/

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