『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』が初登場1位!『君と100回目の恋』は初登場5位にランクイン(2月4日-2月5日)(2017.02.06)
1位 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
2位 ドクター・ストレンジ
3位 キセキ −あの日のソビト−
4位 君の名は。
5位 君と100回目の恋
6位 恋妻家宮本
7位 この世界の片隅に
8位 破門 ふたりのヤクビョーガミ
9位 沈黙 −サイレンス−
10位 新宿スワンII
今週の映画動員ランキングは、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(FOX)が、土日2日間で動員15万8000人、興収2億3200万円を上げて初登場1位を獲得した。「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」など数々のヒット作を生み出してきた奇才ティム・バートン監督の最新作。全米で300万部以上の売り上げを記録するロングセラー小説「ハヤブサが守る家」を原作に“ティム・バートン史上、最も奇妙”な世界が描かれる。主人公の周囲になじめない孤独な少年ジェイクを「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールドが、森の奥の古めかしい屋敷で奇妙な子供たちと暮らす美しくも厳格なミス・ペレグリンをエヴァ・グリーンが演じる。
2位〜4位には先週の1位〜3位がそのままスライド。先週初登場1位を飾った『ドクター・ストレンジ』(ディズニー)が、土日2日間で動員15万3000人、興収2億5200万円を上げ2位にランクイン。動員ランキングとしては僅差で2位に甘んじたものの、興収では1位を上回る結果を残している。『キセキ−あの日のソビト−』(東映)は、先週より上映館数を増やして3位をキープ。4位の『君の名は。』(東宝)は、ついに累計興収240億円を突破、歴代興収3位の『アナと雪の女王』(2014年3月14日公開、ディズニー配給)の254億8000万円まであと15億円に迫っている。
シンガーソングライターのmiwaとNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画「ヒロイン失格」など話題作への出演が続く坂口健太郎が主演する『君と100回目の恋』(アスミック・エース)が初登場5位にランクイン。人気小説やコミック原作の映画化作品が中心の昨今にあって、完全オリジナル脚本で製作され、並行してコミック連載等のプロジェクトを始動するという試みがなされている。脚本は「1リットルの涙」「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」などテレビドラマで活躍してきた大島里美、監督は「黒崎君の言いなりになんてならない」の月川翔。
先々週の7位から先週9位へと順位を落としていた『この世界の片隅に』(東京テアトル)は、今週上映館数を大幅に増やし、再び7位へと浮上。まだまだ目の離せない興行が続く。
(「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.)