『SING/シング』が4週連続1位を達成!新作2本『ゴースト・イン・ザ・シェル』『夜は短し歩けよ乙女』がランクイン(4月8日-4月9日)(2017.04.10)
1位 SING/シング
2位 モアナと伝説の海
3位 ゴースト・イン・ザ・シェル
4位 映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険
5位 キングコング:髑髏島の巨神
6位 ひるなかの流星
7位 夜は短し歩けよ乙女
8位 ラ・ラ・ランド
9位 PとJK
10位 劇場版 黒子のバスケ LAST GAME
今週の映画動員ランキングは、新作2本がTOP10入りする中、『SING/シング』(東宝東和)が土日2日間で動員23万6000人、興収3億1000万円をあげて1位を獲得。4週連続の1位は、今年公開された作品では邦洋合わせて初の快挙。累計興収は40億円を突破している。この勢いのままゴールデンウィークに突入すれば、イルミネーション作品として、オープニング記録に続き、「ミニオンズ」の持つ52億円の最終興収記録を塗り替える可能性が大きい。
『モアナと伝説の海』(ディズニー)は、土日2日間で、動員18万7000人、興収2億5000万円をあげ、こちらも4週間連続での2位をキープ。累計興収は44億円を突破した。大ヒットを受け、4DX/MX4Dでの上映が4月8日から4月20日までの期間限定で全国55劇場でスタートした。「モアナ」とデッドヒートを繰り広げる『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(東宝)は今週4位。累計興収は40億を超えた。
日本発のハリウッド映画として注目の『ゴースト・イン・ザ・シェル』(東和ピクチャーズ)は土日2日間で動員17万1000人、興収2億7300万円をあげ、初登場3位でスタート。士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化し、後に「マトリックス」などのハリウッドSF大作へも影響を与えたとされる「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」をスカーレット・ヨハンソン主演で実写映画化。日本からはビートたけしが参加しているほか、日本語吹替版では田中敦子、大塚明夫、山寺宏一ら、アニメ版の声優が同役でキャスティングされるという史上初の試みも話題となっている。
ほか新作では森見登美彦のベストセラー小説をアニメ映画化した『夜は短し歩けよ乙女』(東宝映像事業部)が6位にランクイン。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などで役者としても大活躍のシンガーソングライター星野源を主人公に抜擢し、F1層への訴求に成功したようだ。
8位の『ラ・ラ・ランド』(ギャガ/ポニーキャニオン)は2月24日の公開から、7週連続でのランクイン。累計興収は39億円を超え、順調な興行を続けている。
(「SING/シング」(C)Universal Studios.)