『祈りの幕が下りる時』が2週連続1位!『羊の木』が2位、『不能犯』が3位など新作3本がランクイン(2月3日-2月4日)(2018.02.05)
1位 祈りの幕が下りる時
2位 羊の木
3位 不能犯
4位 ジオストーム
5位 パディントン2
6位 スター・ウォーズ/最後のジェダイ
7位 嘘を愛する女
8位 スリー・ビルボード
9位 キングスマン:ゴールデン・サークル
10位 8年越しの花嫁 奇跡の実話
今週の映画動員ランキングは、『祈りの幕が下りる時』(東宝)が、土日2日間で動員13万6000人、興収1億7700万円をあげ2週連続の1位となった。1日のサービスデーもあった平日の稼働もよく、2月4日までの累計では動員58万人、興収7億2200万円を突破している。
『羊の木』(アスミック・エース)は、土日2日間で動員9万5000人、興収1億2900万円をあげ2位でスタートを切った。動員山上たつひこ原作・いがらしみきお作画の同名コミックを、「桐島、部活やめるってよ」で日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞をダブル受賞し、「紙の月」では同優秀監督賞を手にした吉田大八監督が実写映画化。過疎対策として仮釈放された元受刑者たちを受け入れた架空の町を舞台に繰り広げられるヒューマンサスペンスを、主演の錦戸亮のほか、木村文乃、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平ら豪華キャストで描く。
2月1日(木)のサービスデーに初日を迎えた『不能犯』(ショウゲート)は、土日2日間で動員9万3000人、興収1億2800万円と惜しくも3位でのスタートとなった。2月1日から4日間の累計は動員15万7000人、興収2億400万円。宮月新原作・神崎裕也作画の人気コミックを「貞子vs伽椰子」の白石晃士監督が実写映画化。<見つめるだけで相手を死に追いやる>ダークヒーロー、宇相吹正を松坂桃李が演じる。共演は沢尻エリカ、新田真剣佑、間宮祥太郎ほか。
各国の映画祭で高い評価を受け、ゴールデングローブ賞4部門受賞、米アカデミー賞では作品賞、主演女優賞など主要6部門でノミネートされている話題作『スリー・ビルボード』(フォックス)は、127サイトという絞られた館数でのスタートながら8位に初登場。娘のために孤軍奮闘する母親ミルドレッドにフランシス・マクドーマンド。ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、ジョン・ホークス、ピーター・ディンクレイジらが脇を固める。監督は劇作家としてデビューし、脚本家としても活躍しているマーティン・マクドナー。
既存作品では、4位の『ジオストーム』(ワーナー)が累計興収9億円、9位の『キングスマン:ゴールデン・サークル』(FOX)が15億円、10位の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(松竹)が26億円、今週僅差でランク外となってしまった『DESTINY 鎌倉ものがたり』(東宝)が30億円を突破。6位の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ディズニー)は、累計興収72億円を超え歴代興収ランキング78位まで記録を伸ばしてきている。
(「祈りの幕が下りる時」(C)2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会)