『映画ドラえもん のび太の宝島』が初登場1位を獲得!TOP10中6本が新作に入れ替わる大混戦で春休み興行がスタート!(3月3日-3月4日)(2018.03.05)
1位 映画ドラえもん のび太の宝島
2位 ブラックパンサー
3位 グレイテスト・ショーマン
4位 空海 −KU-KAI− 美しき王妃の謎
5位 15時17分、パリ行き
6位 シェイプ・オブ・ウォーター
7位 文豪ストレイドッグス DEAD APPLE
8位 プリンシパル−恋する私はヒロインですか?−
9位 今夜、ロマンス劇場で
10位 さよならの朝に約束の花をかざろう
今週の映画動員ランキングは、『映画ドラえもん のび太の宝島』(東宝)が、土日2日間で動員71万7000人、興収8億4300万円という圧倒的な強さで初登場1位を獲得。昨年、新シリーズ最高興収となる44億3000万円の大ヒットを記録した「のび太の南極カチコチ大冒険」(2017年3月4日公開)を上回る大ヒットスタートを切った。長編劇場版シリーズ38作目となる本作は、脚本を映画プロデューサーであり、「世界から猫が消えたなら」など小説家としても活躍する川村元気が担当、TVシリーズの演出を務めてきた今井一暁が長編映画監督デビューを飾った。声の出演はおなじみのメンバー、水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみらに加え、ゲスト声優として大泉洋、長澤まさみ、高橋茂雄(サバンナ)が出演。主題歌と挿入歌を星野源が書き下ろしている。
『ブラックパンサー』(ディズニー)は、土日2日間で動員19万9000人、興収3億1000万円をあげ2位に初登場。3月1日(木)初日からの4日間累計では、動員34万3000人、興収5億300万円を突破している。アフリカの超文明国ワカンダの若き国王が、国家の秘密を守るため漆黒のスーツに身を包み、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ヒーロー「ブラックパンサー」として戦う姿を描くアクション・エンターテイメント。
『15時17分、パリ行き』(ワーナー)は、土日2日間で動員9万1000人、興収1億2000万円をあげ5位スタートとなった。3月1日(木)初日からの4日間累計は、動員16万4000人、興収2億300万円。2015年にパリ行きの特急列車内で起きた無差別テロ事件に偶然居合わせ、犯人に立ち向かった3人の若者の姿を実際の3人が演じるという、大胆な試みに挑戦したクリント・イーストウッド監督最新作。
本日発表となった米アカデミー賞では、本年度最多の13部門にノミネートされ、作品、監督、美術、作曲の4部門を受賞した『シェイプ・オブ・ウォーター』(フォックス)は6位に初登場。受賞を受け、客層の広がりと腰の強い興行が期待される。
TVアニメ化もされた同名コミックの劇場版『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』(KADOKAWA)は7位に、いくえみ綾による人気コミック「プリンシパル」を黒島結菜と小瀧望(ジャニーズWEST)の主演で実写映画化した「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」は、8位にランクインしている。
(「映画ドラえもん のび太の宝島」(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018)