1位　名探偵コナン ゼロの執行人
2位 　アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー
3位　孤狼の血
4位　ラプラスの魔女
5位　さらば青春、されど青春。
6位　レディ・プレイヤー1
7位　映画クレヨンしんちゃん 爆盛！カンフーボーイズ −拉麺大乱−
8位 リメンバー・ミー
9位　となりの怪物くん
10位 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星

今週の映画動員ランキングは、『名探偵コナン　ゼロの執行人』（東宝）が、土日2日間で動員19万9000人、興収2億7700万円をあげ、5週連続の1位となった。累計では、動員519万人、興収67億円を突破。最終興収68.9億円をあげ、劇場版シリーズ最高興収記録をもつ前作「名探偵コナン　から紅の恋歌」まであと2億円弱に迫り、6作連続での記録更新に王手をかけた。

『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』（ディズニー）は、土日2日間で動員12万8000人、興収2億100万円をあげ2位をキープ。累計興収はマーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）作品史上最速で30億円を突破したと発表された。また、5月18日（金）には、MCU史上初の全国5大都市同時「絶叫＆応援上映」が行われることが決定。リピーターの動員拡大でさらなるヒットが期待される。

“警察小説×仁義なき戦い”と評される柚月裕子の同名小説を、役所広司、松坂桃李、真木よう子、江口洋介ら豪華キャストで映画化した『孤狼の血』（東映）は、土日2日間で動員11万3000人、興収1億4700万円をあげ、3位スタートを切った。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島の架空都市・呉原を舞台に刑事、やくざ、女が、それぞれの正義と矜持を胸に生き残りを賭けて戦う生き様を描く。監督は「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌。客層は40代〜50代が中心、男性客が7〜8割を占めており、平日も堅実な興行が期待される。

宗教家の大川隆法が製作総指揮・原案を務め、幸福の科学出版が製作した、昭和50年の東京が舞台のラブストーリー『さらば青春、されど青春。』（日活）は、5位に初登場。「君のまなざし」の大川宏洋が主演、映画「東京喰種」「笑う招き猫」などで活躍していた清水富美加は、千眼美子に改名後初の映画出演。また、主題歌で歌手デビューも果たしている。監督は「君のまなざし」の赤羽博。

既存作品では、6位の『レディ・プレイヤー1』（ワーナー）が、累計で動員131万人、興収21億円、7位の『映画クレヨンしんちゃん　爆盛！カンフーボーイズ −拉麺大乱−』（東宝）が、動員133万人、興収15億円、8位の『リメンバー・ミー』（ディズニー）が動員386万人、興収48億円を突破している。




（「名探偵コナン ゼロの執行人」（C）2018 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会）