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『千と千尋の神隠し』が3週連続で首位を獲得、2週連続でジブリ再上映作品がTOP3を独占!『私がモテてどうすんだ』が4位に初登場(7月11日-7月12日)(2020.07.13)

1位 千と千尋の神隠し
2位 もののけ姫
3位 風の谷のナウシカ
4位 私がモテてどうすんだ
5位 透明人間
6位 ドクター・ドリトル
7位 ランボー ラスト・ブラッド
8位 MOTHER マザー
9位 WAVES/ウェイブス
10位 ゲド戦記

今週の動員ランキングは、『千と千尋の神隠し』(東宝)が3週連続の首位を獲得。以下も『もののけ姫』(東宝)が2位、『風の谷のナウシカ』(東宝)が3位と、ジブリ再上映作品が2週連続でTOP3を独占した。新作も公開される中、いずれの作品も前週比が−10%前後と落ちの少ない興行となっており、人気のほどがうかがえる。

新作『私がモテてどうすんだ』(松竹)は、残念ながらジブリ3作品に及ばず4位に初登場。累計発行部数300万部を突破、第40回講談社漫画賞・少女部門を受賞し、テレビアニメ化もされた同名人気コミックを「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の吉野北人の初主演で実写映画化。激ヤセしてモテてしまうヒロインを「E-girls」の山口乃々華、激ヤセ前を「ソロモンの偽証」の富田望生が演じる。監督は「HiGH & LOW」全シリーズの脚本を手掛け、「DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW」で映画監督デビューした平沼紀久。

続く5位にも新作『透明人間』(東宝東和)がランクイン。「ソウ」で脚本を務めて以降、シリーズ製作に関わるオリジナルメンバーであるとともに、「アップグレード」や「インシディアス 序章」の監督として知られるリー・ワネルが監督・脚本・製作総指揮を務めるサイコ・サスペンス。何度も映画化されてきたキャラクター「透明人間」が、これまでのイメージを覆す女性目線で描かれる。出演はエリザベス・モス、オリバー・ジャクソン=コーエンほか。

このほか新作では、『WAVES/ウェイブス』(ファントム・フィルム)が9位に初登場。トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作したという青春ドラマ。フランク・オーシャン、ケンドリック・ラマー、カニエ・ウェスト、レディオヘッドほか豪華アーティストによる今の時代を映す楽曲が本編を彩る。出演はケルヴィン・ハリソン・ジュニア、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウンほか。

既存作品は、4週目を迎えた『ドクター・ドリトル』(東宝東和)が6位、『ランボー ラスト・ブラッド』(ギャガ)が7位、先週6位でスタートを切った『MOTHER マザー』(スターサンズ/KADOKAWA)が8位、ジブリ再上映の『ゲド戦記』(東宝)が10位となっている。


(「千と千尋の神隠し」(c)2001 Studio Ghibli・NDDTM)

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